2013/06/28

オーバーホール貧乏



こんばんは、さわいようこです。

この前、エルメスへ1970年代のパーティバッグを磨きに頼んだのですが、すてきな金額の上、革も金具もピカピカになって戻ってきました。
そして今週は1970年代の自動巻き時計をオーバーホールに出したのですが、エルメス同様、結構いい金額でした。

エルメスでは「金具がダメで、なければ部品作ります。その場合フランスに送りますが・・・」
と言っていただき、時計師さんには
「部品あるし、チェーンもベルトもすぐ調整できますよ」と即答されました。
さすが一流店は違う!一生大事にします!

が。
世間では最高峰と言われているメーカー
それもゴールデンエイジらしい1950年代製の万年筆を
正規代理店へ二度修理に出したのですが
「部品がない」とあっさり返却されました。
本国に送ってもいいか?と聞かれて了承し、期待していたのにガッカリです。

時計や万年筆は受け継がれたりして、一世代ではなく
ホームビンテージになることも多かったりするし
私はそんなに持ち物がないので、リペアして大事に使いたいし
一生ものとは、お金のかかるものだと理解もしているので
万年筆のこの扱いには悲しくなりました。

おかげで私も作る(創る)側の人間として、作りっぱなしではなく
きちんと対応しよう、と気が引き締まりました。

ちなみにエルメスのバッグ。
もしフランスへ、だったら出入に税関を通すので
依頼して修理して手元に戻るまで、おおよそ一年コース。
費用も桁違い。さすがハクライモノ。

しかし一生ものとはホントお金かかります。
でも大事なものなので仕方ないです。
切り詰めて捻出です(泣)

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