2012/11/01

我が家の現役ベータマックス


こんばんは、さわいようこです。
最近マニアックなイラストを描くことが多いです。
「こんなの描くの、さわいぐらいしかいないだろ」
というイラストレーターを目指します(笑)
単に好きなものを描いているだけなんですけどね。

今日は検索数の多かった、ベータマックスの話題を取り上げます。
我が家のベータマックスはSL-HF300です。1985年発売。
ハイバンドではない、最後のハイファイ機種のようです。
一週間6番組予約が可能で、インデックスサーチ付き。
(インデックス信号を手動で打ち込める!)
裏番組予約もできます。
ガワはおそらく鉄製で、すんごい重いです。
純正ヘッドクリーナーも完備。


ベータの何がすごいかというとやはり音と画質。
まず80年代後半の自撮りテープを再生したのですが
カメラがよかったのか、テープが頑丈だったのか
過酷な環境に置いていた業務用プロユーステープが
びっくりするぐらい、かなり細かく再生されました。
次にテレビ録画テープを再生。
中身は91年世界陸上東京大会(長嶋さんのヘイ!カール大会)の総集編。
カール・ルイス、リロイ・バレル、ブブカ、谷口浩美
と錚錚たるメンバーです。
(ちなみに次のシュツットガルト大会のテープまでありました)
しかしやはりテープの最初はノイズがひどく
トラッキング補正をしながらの録画なので、できるだけキレイに残すなら
画面にかじりつかないといけません。
当時のテープは2時間がデフォなので、終了時間の予測はつくのですが
たかが2時間、されど2時間の拘束です。
さらにメーカーなのか個体差なのか、テープ一本一本
かなり細かい微調整を必要とするので、すごい疲れます。

ソニーが生産終了を発表した時に、一瞬デッキが値上がりしました。
うちはソフトがたくさんあったので、デジタル化を考えて手放しませんでした。
しかし最近、ある地方都市のハードオフに初代ベータデッキを
ジャンクコーナーに見つけました(オプションチューナーは見当たらず)。
お、カメラもある、あ、こっちにもある状態だったので
あるところにはあるんですね。

手をかけてやらないと、こちらの希望通りには動きませんが
これはこれで贅沢な時間の使い方だと思っています。
今となっては超アナログ、しかし当時は最先端。
不思議な気持ちで、今日もせっせとデジタル化しています。

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